ポンプ軸が折れる原因10項目と軸受温度の確認
関連製品 — 運転条件に合う機種を確認するには、仕様をご覧いただくか、HX Equipmentへ条件をお知らせください。
ポンプ軸の破損が直ちに材料不良を意味するわけではありません。繰返し曲げや応力集中で疲労亀裂が進むことがあり、強い材質への交換だけでは原因が残る場合があります。破断品を保管し、運転条件を記録してください。写真だけで断定しないでください。
調査する10項目
- 適正運転範囲から外れた運転と過大なラジアル荷重。
- 軸の曲がりまたは過大な振れ。
- 羽根車・ローターのアンバランス、堆積物、摩耗。
- 粘度、密度、固形物、腐食性の設計条件との差。
- 回転数、インバーター範囲、ベルトやエンジン駆動の不適合。
- 頻繁な起動、過負荷、空運転。
- ポンプと駆動機の芯ずれ、ベースの不安定。
- キャビテーション、共振、緩みによる振動。
- 羽根車、カップリング、キー、軸受の誤組立。
- 材料・製造欠陥。破面分析と記録で確認。
軸受温度は傾向で見る
原資料には特定のポンプ軸受条件で約75~80℃、別のモーター規則で転がり軸受95℃、すべり軸受80℃の例があります。機器、規格、測定位置が異なるため、共通の警報値として扱えません。現行規格、ポンプ説明書、潤滑剤・軸受メーカーの上限を確認します。測定場所、周囲温度、負荷、回転数を記録してください。赤外線で測った軸受箱表面は転動体内部温度と同じではありません。傾向を比較し、潤滑、汚染、芯出し、嵌合、冷却、軸方向荷重を調べます。
型式、運転点、回転数、液体、振動履歴、破断位置を集め、交換前に軸受型番、すきま、荷重、速度、潤滑を照合します。HX深溝玉軸受を確認し、図面で適合性を確認してください。
数値は資料中の例であり、一般的な許容値ではありません。適用規格と機種別手順に従ってください。